通勤の友

亡国のイージス 下(講談社文庫)

  • 福井晴敏 / 亡国のイージス (下)
    • 読書の時間は基本的に、通勤中の電車の中だけ。コツコツ読み進めて、本日の往路にようやく下巻に入りました。
    • この作家さんの作品、たまたま発売順ではなく執筆順に読んでます。これが、チョコチョコ作品間で関連を持たせているので、良い感じに拡がって。
    • すべての作品に共通しているテーマは、今の日本という国と国民の意識、そしてこれらを含めた自衛隊のあり方に対する問題提起。結構重たくなりがちでデリケートなテーマを、魅力的なキャラクターとサスペンスの要素を織り交ぜて、エンタテインメント性を持たせて描いているんです。
    • 先般新聞を賑わせた某国潜水艦の侵犯問題や北朝鮮外交など、現実のニュースと絡めて、毎度のことながら考えさせられますねぇ。ガンガン読み進みたいです。